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ちょこボラ!しよう

「ちょこボラ」とは、「ちょこっとボランティアする」こと。今すぐ簡単にはじめられる「ちょこボラ」の数々を紹介します。

今日はバングラデシュ最終日。
バングラデシュはネット環境が悪いので、ダッカのホテル以外でのブログアップがちょっとむずかしかったかお

到着早々、疲れが出たのか夕食パスしてしまいましたが、2日目からは元気元気ニコニコ

あとでまとめて、旅の様子を報告しま~すロケット



iPhoneからの投稿
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17日に迫ったバングラデシュ行に向けて、ただいまリコーダーの練習をしておりますカラオケ

なぜバングラデシュでリコーダー?

じつをいうと、お世話になる現地のみなさんに披露するキラキラためなのです。

向こうの方々は歌や踊りが大好き。せっかくの交流の機会なので、日本の文化を紹介できるような何かを、ぜひ用意しておいて下さいねとツアースタッフにアドバイスされ、それならばと、リコーダー演奏にチャレンジすることにしたのです。

曲目は何がいいかな?

迷った末、『となりのトトロ』『散歩』『世界がひとつになるまで』をセレクト。どれもアニソン…というのがいささか安易? かお
じっさいに吹いてみるとどの曲もとても心地よいメロディなんですよ~音譜

だけど、意外とどれも難しいショック!当日みなさんの前でスベらないよう、練習練習!っとメラメラメラメラ




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9月3日、東京駅からやまびこで新花巻へ。
新花巻からキュートな釜石線に乗り換え、遠野に向かいましたバス

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が、台風のため列車は途中の鱒沢駅で停止。振り替え輸送のバスで、現地に行くことに。本当は列車でゴトゴト行きたかったけど、ま、しかたないか。

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雨の遠野駅はちょっと神秘的。
この日宿泊した「あえりあ遠野」はなかなか素敵なホテルでしたヨホテル

翌5日は移動図書館プロジェクトの取材&ボランティアに参加。
こちらについてはまた後日、ご報告しま~す晴れ



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ようやく前期が終了。
板書はヘタだし滑舌も悪いし、
生まれて初めての大学講義はひじょうにハードルが高かった。

受講してくれた学生たちには、
本当に申し訳ないことをしてしまったと思う一方、
私語も昼寝もほとんどせず、
まじめに耳をかたむけてくれた姿勢に心から感謝したい。

この反省を、後期、そして来年以降の授業に生かして、
みんなの将来に役立つ講義にしていきたいと思っているから、
みんな、ついてきてねーグッド!

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

ところで、明日は遠野の移動図書館を取材。
以前からお世話になっている国際NGO
シャンティ国際ボランティア会
さんが岩手・陸前高田、大船渡、山田町、大槌町で展開している
「いわてを走る移動図書館プロジェクト」
に参加してきます。

当初は一人で行く予定だったが、
大船渡在住の学生といっしょに行くことになった。
誰かといっしょだとやっぱり心強いなあドキドキ

台風の進路がちょっと心配だけれど、
気合い入れて、ボランティアしてきまーす。グッド!

今日は、開発教育協会(DEAR)の全国研究集会に参加。
いろいろなワークショップをたくさん体験してきました。

パーム油を通して知る森林伐採の問題。
9・11以降の10年間で「変わったもの」「変わらないもの」を考えるWS。
「おいしいチョコレートの真実」で体験する児童労働問題。
フェアトレードの抱える問題点。などなど。

なかでも考えさせられたのは、
ライフワークとして紹介してきたフェアトレード。
これまでは、

「多くの人に興味をもってもらうことがだいじだ!とにかく、宣伝して広めていこう」

とばかり考えて来たのだけれど、
最近は、さまざまな情報に接するにつれて、
問題点や課題など、突っ込んだ部分も気になり始めていた。

それを象徴する?かのように、
同じテーブルになったみなさんのFTに対する反応も心なしか冷ややか。

「FTって、高くてなかなか手がでない」
「ちょっと現実的じゃないって感じ?」


がんばって活動している人々を取材してきた身としては、
耳が痛いような、残念なような、反論したくなるような、
なんともいえない複雑な気持ちなのだけれど、
これを越えていかないと問題の本質にアプローチすることはできない気がする。
みんなの声を、現実的な世の中の反応として、
謙虚に聴かなければならないと感じます。

ワークショップの講師を務めておられた
桜美林大学の向井先生と名刺交換をさせていただいたので、
現状や今後の課題などについて、
近いうちにじっくりとお話をおうかがいしたいと思っています。

そして、9月の夏休みには、シャプラニールが主催する

バングラデシュ フェアトレードスタディツアー9日間

に参加することが決定!
念願だった生産者の現場に足を運び、
現地の様子や雰囲気をしっかりと取材して来たいと思います!!!

後期の講義では、DEARで学んだ開発教育のWSやツアーの成果を取り入れて、
有意義な参加型学習を実践するつもりです。


最近、自分と似たようなテーマ(ちょこボラ)で取材・執筆活動をしている人を見かけた。

経験がないからと憶病がらず、
それほど重たく考えず、
「楽しい」という気持ちでやってもいいんです。
社会貢献って。
そんなふうに提案していた。

その人のほかにも、
ビジネスがらみで新しい社会貢献のかたち、
ソーシャルビジネスを取材している人もいる。
甘いきれいごとだとしか思われなかった「世の中の役に立ちたい」という考えが、
さまざまな場面で市民権を得ている。
そういう時代が、やってきたんだなあ。

私が「ちょこボラ」をやり始めたころは、
まわりにそういう人はほとんど見かけなかった。
本格的に活動している人が、
「できることから始めてみて」
と呼びかけているくらいだった。

「ちょこボラ」って、もしかして新しい提案?
とはじめのころはワクワクしたけど、
気づけばそれほどめずらしいことではなくなっている。
「できることから始めよう」は、今や当たり前になったのかもしれない。

だから、というわけではないけれど、
そろそろ、「ちょこボラ」も潮時かなあと思う。
新しいステージに移るときが、とうとうやって来たのかもしれない。
浅く楽しくというのは、性にあわないなという気もするし。

NPOをはじめとするさまざまな団体を取材していると、
楽しいだけでない、もっと奥深い部分がいやでも見えてくる。
そういうところへ少しずつ突っ込んで行かないと、
本当の社会貢献はできないのではないか。
な~んて、最近そんなふうに思ったりもするのデス。

後期は、社会貢献や国際協力の授業もやることになっている。
どんなことをやるのか、まだきちんと決めかねている部分もあるけれど、
きれいごとばかり並べて、
いかにも表面的な内容にならないよう、
「ちょこボラ」に対するスタンスを、
きちんと整理しなくてはならないと思っている。

5月にスタートした山形での授業が想像以上に忙しい。
何もかもがゼロだもんだから、
試行錯誤しなきゃならんことばっかりなのだ。

ホントのこというと、
今年はブログ毎日でも更新しよと思ってたのだが、
4月で挫折。
スタミナもキャパシティも、
思った以上にちいちゃかった。
やっぱ、むりせずマイペースに続けるしかないな。


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

今日はちょっとした用事があって友人と柏へ。
本当は子どもも連れていく予定だったが、
「松戸や柏はホットスポットらしい」と伝えると、
「じゃ、私は行かない。留守番しとく」
そうだね、そのほうがいいかも。

幸い、曇ってはいるものの雨は降らず。
比較的おだやかな天気で一日過ごせたが、
友人いわく、
「お水は飲まないほうがいいらしい」。
そうだね、やっぱ、そうだよなあ。

アメリカに住んでいる友人が、心配して連絡をくれた。
移住とまでいかなくても、
子どものために時折日本脱出したほうがいいんじゃない?
放射能の影響を少しでも減らすには、
本気でそういうことを考えたほうがいいと思う。
日本では、どの程度情報が行き届いているの?
4、5年後の日本の子どもたちが本当に心配だよ。

という話を、実家の母親にしたら、
思いきり顔をくもらせてこうつぶやいた。

「いったい、私たちはどうなるの? どこへ逃げればいいのかしら」

大丈夫。お母さんは。影響出る前に死んでると思うから。

「あっ、そう。そうだね。そうだ。あはははあはははあははは~~~」


リニューアルされた「東日本大震災復興支援ネットワーク」のサイトをのぞいたら、
参加団体がどど~ん!と増えていて、ちょっとびっくり。

www.jpn-civil.net/" target=

「これほど多種多様な団体が参加するなら、
きっといろいろな、かゆいところに手の届く支援ができるはず」アップ

と期待せずにはいられません。

JCNでは、関係各省庁との定例連絡会議というのが開かれているらしく、
政府代表として、辻元清美さんのおすがたも。辻元さんによれば、

「被災者のみなさんの生活を支援する情報などが掲載された「壁新聞」が、
総理府から発行されています」

www.kantei.go.jp/saigai/kabeshinbun/" target=

とのこと(こういう活動があったんですね。しらなかった)。

個人的には、定例会議に出席されていたピースボートの吉岡さんという方の発言が、
とても印象に残りました。

「被災地を支援するのに重要なのは『コミットメント』(=責任をもって関わること)。
一時的な支援ではなく、中長期的に支えていく意思があるということ、
『私たちは逃げませんよ』ということを伝えていかなくてはいけない。
現在ピースボートでは、ボランティアバスによって300人近いボランティアを送り込んでいるが、
いきなり大勢のボランティアを投入したのではない。
1対1の関係からスタートして信頼関係をきずいた。
『作業』よりもむしろ『人』を相手にするのだということがだいじ」

一点突破・全面展開、、、ということかな?
う~ん、思わず納得。





最近、「支援」って何だろうかと考える機会が多い。

支援はだいじだし、
人の役に立って喜ばれるのはうれしいけれど、
それはたんなる「きっかけ」や「結果」にすぎないのではないか。

たとえば、「支援」をきっかけに自分が何かを始める。
その何かを「支援先」に受けれいてもらう。
双方が、楽しく何かを達成する。
結果的に相手の役に立ち、喜んでもらえた。
そんな「お互いに」が欠かせないのではないか。

もちろん「困っている誰かのために」働くことはすばらしいことだ。
でも、「相手のため」だけというんは、いかにも上から目線っぽい。
被災地に行って熱唱していたアーチストがいたけれど、
この人はたぶん、
「みんなのところに行って歌いたい」から歌っているのであって、
「励ましたい」から歌っているのではないはず。
「励ましてあげよう」と歌うアーチストなんて、ちょっとうさんくさいと思う。

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

「一丸となって」
「日本全体がいっしょになってがんばろう」

TVコマーシャルなどで流れるこのフレーズ。
「もっともなことだ」と思う一方で、
じつをいうと、何となく違和感を感じてたんだけど、
精神科医の香山リカさんが、
ダイヤモンドオンラインのコラムで、
こうした「復興ナショナリズム」に対して物申しているのを読んで、
「なるほど」とちょっと安心した。

「共感疲労」や「葬式躁病」など、
香山リカさんは今回の震災でかいまみられる、
さまざまな興味深い現象について指摘している。

読めばきっと、「ああ、そういえば」と思い当たることも少なくないはず。

http://diamond.jp/articles/-/11932" target=

この春から、教員として東北の大学に通う。
読書会を開いてみんなで楽しむ「読書空間」をつくったり、
農村や漁村をまわって地元の話を聞いてみたりしたいと思う。
でも、それはおそらく、
震災がなくてもやってみたいと思っていたこと。

「支援」というよりむしろ「協力」をしてもらうのだということを、
ゆめゆめ忘れないようにしよう。


拙著『犬を飼いたくなったら』の校了作業がようやく終わりました。わんわん

本書は、はじめて犬を飼う人、
これから犬を家族として迎え入れようと考えている人のための本。

ブリーダーさんからもとめたり、
動物保護センターからゆずりうけたりなど、
ショップ以外での犬との出会いをすすめたり、
「ほしい犬」を飼うのではなく、
「自分が飼える犬」を飼うことをすすめたり、
飼い主として知っておきたいマナーやペット法規を盛り込むなど、

「動物愛護」を中心にすえた内容になっています。

その意味で、本書は従来の「犬の飼い方」本とは一線を画すものといえます。

といっても、動物愛護だけをうったえるカタい本ではありません。
トレーナーさんに監修をしていただき、犬のしつけの基本についてもふれています。

しつけというと、「オスワリ」を教えたり無駄吠えしないようにするなど、
むずかしいことを想像してしまうかもしれませんが、
おやつを使いながら、気軽に楽しく、「犬と遊ぶ」感覚でやれば、
むずかしいこともめんどうくさいことも少しもありません。
というよりむしろ、「しつけってこんなに楽しいんだ!」という気持ちにさえなります。
犬と接するのが楽しくて楽しくてしょうがなくなります。

じつをいうと、本書の企画と連動して私自身、犬を飼い始めたのですが、
本文にしたがって犬を探し、犬をしつけてみると、
なんとなんと、なあんの問題もなくいろいろなことをおぼえ、
とってもイイコに育ってくれました!ニコニコ

本書は、いわば徹底した「飼い主目線」の本
私という飼い主が、必要かつ知っておきたいと痛感した飼い方の知恵が、
本書にはたっぷりつまっているのです。

私自身は、獣医師でもしつけのプロでもありません。
強いていうなら、これまでに数頭の犬を飼ってきた飼い主のプロ?
そんな「飼い主」としての経験をいかして、
飼い主さんの「ここが知りたい」にこたえる本をつくろうと考えたのです。

ちなみに本書には、「災害時の注意点」も掲載されています。
飼い主のみなさんには、この部分もぜひともお目通しいただき、
ペット用の「非常もちだし袋」をかならず準備してほしいと思いますが、
問題は、万が一被災して避難所生活となった場合。
避難所はペット可?
連れていってもいいのだろうか?

「災害時には、ペットを連れて避難する」のが原則です。
よほどのことがないかぎり、ペットをおいて逃げることはさけてほしいところです。

しかし、地域によっては「ペットを連れていけない」避難所もあります。
地元の避難所がペット可かどうか、前もって調べておくとよいのですが、
じゃあもしも「ペット不可」だった場合、どうすればいのか?

じつをいうと、これに対する答えはありません。
とにかく連れて逃げて、犬嫌いの人に迷惑がかからないよう気をつけるしかない。
今言えるのは、これしかありません。
「非常時に犬なんて」という非難にさらされても耐えるしかない。
残念ながら、それが現在の状況です。

でも、だからこそ、ふだんからのしつけやお手入れをしっかりとしておきたい。

見知らぬ環境でも落ち着いてすごすことができる。
わけもなくほえたりうなったりしない。
抜け毛やにおいをできるだけおさえる。
予防接種や虫除けなどきちんと健康管理をしておく。

「迷惑だ」なんていわせない状況にみちびくことが飼い主さんの義務。
飼い主さんは、犬を守れる人であるべきなのです。

今回の震災では、
「犬を助けにいく」と言ったまま、
戻らなかった人もいると聞きます。

胸がつぶれそうです。
私はこういう方を、心から尊敬します。